天生湿原  8月9日

ままねず

2020年08月12日 18:14


梅雨明けたとたん 異常な 猛暑の日々 久しぶりで 天生湿原に。県北部の白川村と 河合村にまたがる天生峠にある高層湿原の森。何度歩いても また行きたくなるところです。が ここ数年 遠出は やめなさいと言われ出かけるチャンスを失っていました。が 町内の有志で 出かけるイベントがあり参加。久しぶりに通る山道は ヘヤピンカーブの連続 舗装されていなかった頃は四駆でないといけない峠道でした。 免許取り立ての頃から怖さも知らず通った道。天気曇り。午後から晴れマーク。

湿原入り口には 金沢のブロ友さんが 100キロの道を早朝から 来ていただき待っていてくれました。

湿原入り口には オオウバユリ うばは花が咲くころには 葉(歯)が枯れ落ちてないと言うところからついた名前ですが ここウバユリは まだ 葉がついて居ました。






今回の楽しみは テングノコズチとコイチョウランのかわいい子に会いたいが目的。
でもどちらも私の目では 探せないとあきらめモードでしたが ブロ友さんと天生の仙人さんが 途中まで 同行してくださり 見ることができました。
テングノコズチ  これまではツルリンドウと思っていましたが 別種に。






そしてコイチョウラン。。。これも教えていただかないと見逃す小さい子。






さて 夏の終わりの花 オオシラヒゲソウは今が盛りです。






水芭蕉の湿原には オオバダケブキが 今盛り 蝶が舞っています。カラスアゲハとアサギマダラ...。アサギマダラが止まってくれました。






ヤマトリカブトも 今が盛りでした。






カノツメソウ...ねじひげの説明を仙人さんから おききして 植物の不思議を改めて知りました。






さて天生湿原のパワースポットとして有名なカツラ門 年齢を重ねたカツラの古木。





ルートは カラ谷登山道(周りは 原生林です)を通り 足の丈夫な人は籾糠山(1744m) 私は木平湿原(1610m)へ ブナ ダケカンバの原生林を通過します。

分岐点から600mですが 長く感じました。木平湿原です。





高速東海北陸道のトンネルが彫られた影響で 湿原がずいぶん小さくなってきています。

今盛りのカニコウモリとアサギマダラの食草ヨツバヒヨドリ。






サンカヨウとツバメオモトは紫の実をつけていました。





もう一つ トンボソウです。 この子も会いたかった子です。





帰路の木平探勝路は 1キロに渡る急坂の階段。途中から 足の運びもやっとの状態になり 今日が この湿原訪問が最後になると 思いました。そうそう ハクサンカメバヒキオコシも盛りでした。昔道中で行き倒れになった人にこれを噛ませれば 生き返るといわれたシソ科の植物です。






これからは 片道100キロの道のりを意に介せず毎週のように訪れているブロ友さんの
写真を楽しみにすることにしました。




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