我が家の解体

ままねず

2020年09月13日 23:50


玄関先のヘブンリーブルーも咲き始めました。






飛騨高山へ 来て 40年余りになります。
3食昼寝付きから 宿をやることになり よく働きました。そして 65歳で 廃業
廃業してからもう15年 第3の人生 老後の日々を遊んできました。先月の大雨の時に めったに 上がらない2階に 上がるとなんと雨漏り。西側の部屋とその前の廊下の天井板が 破れて 落下。すぐに 状態を見てもらったところ 2,3年は このままでも。でも10年は 危ないと言われ 80台の高齢の夫婦でも あと10年ぐらい生きていそうだと。

と言うことで 2階をとりつぶし平屋にして 今の瓦屋根から 雪が流れ落ちる屋根にしようと言うことになり。 工事が始まりました。

家回りの足場が組まれ そのあと解体やが入り工事が始まりました。






2階の客室10室と1階の3室が取り壊されることに。商売をやめたときに すべて整理したつもりが 2階の部屋をものおきばになっていて 要らないものが 山ほど。毎日断捨離の日々を過ごしています。

1週間ほどで 各部屋は がらんどうになりました。今は解体も分別でやらなければいけないそうで 若い職人さんたちが 頑張って働いてくれました。














数日前 軒天のめくりが始まり なんとコーナーごとに スズメバチの巣が ありました。全部で5個 直径40㎝ 高さ30㎝ 軒天の枠いっぱいに 作られていました。











スズメバチの巣は 1年で 寒くなると空き家になりまた翌年越冬した女王蜂が
卵を産み新しい巣作りに入ります。軒下にも何個が 作られました。
形のいい巣 一つは ケースに入れて 飾ってあります。

この地方では スズメバチの巣は縁起物として 飾ってある農家の家がけっこうあります。蜂は 安全なところに巣をかけるので 巣がぶら下がっている家は 火事にならないとか お金がたまるなんて 言われています。
火災にはなりませんでしたが お金は たまりませんでした。

中ががらんどうになったので あとは外壁を壊すのですが 今週は 雨マークがつづくので 2階の取りつぶしは 連休明けになるそうです。昨日から 職人さんたちが来ず 取り壊しの音も響かないで ちょっとしばらくいつもの爺婆二人だけの静かな 生活が戻っています。 工期2か月だそうです。まだまだ バタバタした日々が続きそうです。


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